裏口

令和カビ事変勃発|家具の裏が異界になっていた話

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人類はカビに勝てないのか?

あなたは、目にしたことがあるだろうか?

家具の背面が全面、
白とか、
黒とか、
赤とか、
緑、
のカビに、覆われている光景を…。

カビ。

それは、静かに
そして、広範囲に広がる脅威。

表面にちらりと見えていた黒かびは、前兆だったのだ。

オキシドールで拭けば死滅すると考えていてはいけない。
カビキラーで安心とか、してはいけない。
ペニシリン精製に成功しました!仁先生~!とか、
言っている場合ではないのだ!

カビを見かけたら、
家具を動かして、

全てを!

そう、
文字通り、全てを!

本当に、家中の家具の後ろをチェックしなければいけないのです。

これは、壁に黒カビを発見してから、
約半年間、
家中にカビが蔓延っていたことに気が付かず、共同生活していた恐怖の記録です。

(実話です。)

黒いシミを見つけた日

事の起こりは今から約半年前。

2025年、秋頃だと思います。

私は、2024年の10月に入居手続きをし、正式には11月に転居しました。
2025年夏頃に福岡に住む友人が泊まりにきてくれましたが、その頃に異変はなかったと思います。

だから、秋雨というより、集中豪雨のような雨の日が続いた頃だったと思います。
窓側の天井角に、黒いシミを見つけたのは…。

(あれ?)

壁を確認するとカビのようでした。

確かに、この部屋の窓ガラスは結露がひどい状況でした。
それにしては窓側とはいえ、エアコンの横になる部屋の角の上に発生しているのがちょっと不思議でした。

空気が滞留する場所ではないような気がしたので。

とりあえず、カビキラーで除去。

結露の対策として、窓にプチプチシートを貼り、水滴を吸い取るテープを貼りました。
元々、レースと遮光の二重カーテンにしていましたが、さらに、ホームセンターでビニールのカーテンを見つけ、それで冷気を遮断しました。

「ちょっと結露が酷いだけ」だと思っていたのに…

なんと、その数ヶ月後に、また同じ場所に黒カビが発生したのです。

(おっかしいな~)

と、思いながらも、同じように掃除をし、周りの壁も薄めたハイターで拭き掃除をしておきました。

その時に、同じ壁側の下の方にもカビを発見!

私は、窓側の結露が酷いとわかっていたので、窓側には家具を置かないようにしていました。
30センチほど間隔を空けて、ドレッサーを置いていたのですが、そのドレッサーと壁の設置面にも黒カビが発生していたのです!

ドレッサーの異変

でもその時は、
その周りを拭き取り、ハイターで消毒をして、ドライヤーで乾かせば大丈夫だろうと考えていました。

ドレッサーの引き出しや、収納になっている鏡の中もチェックしましたが、特に異変はなかったのです。

一応、薄めたハイター液で拭き掃除。

なぜか、ベランダ窓の左側の壁にだけ、しつこくカビが発生する。
不思議に思っていましたが、換気の問題だろうかと、エアコンの送風などで凌いでいました。

この時、私は知らなかったのです。

カビという微生物の恐ろしさを…

この時点で、ドレッサーを動かし、裏側まで確認しておけばと、今では後悔しています。

それ、カビでした。

確かに、2026年に入って色々と忙しくしていました。

”九州コミティア10”イベントに参加することになり、実生活でこまめに掃除をしていなかったのは事実です。
特に4月は作業が増え、寝る時間さえ惜しんで作品に取り組んでいました。

イベントが終了した翌日はゴールデンウィークの緑の日。

前日は睡眠不足だったため、昼近くまで寝ていました。

燃え尽きていた私は、もそもそ起き出すと、最近自分の身支度を怠っていたので、まずは爪を切ろうと思い、ドレッサーの上部の引き出しを開けて爪切りを取り出しました。

(ん?)

引き出しの中に、木製のトレーを入れて、そこに爪切りや毛抜きなどの小物を入れていたのですが、トレーの色が変でした。
木目の地肌が真っ白になっていたのです。

(なんだこれ?)

不思議に思い、トレーに置いていた小物を退かし、全容を見たら、
全面が真っ白いふわっふわの状態でした。

それ、カビでした。

見えない場所で繁殖していた

息が止まった私は、引き出しを抜き取りました。

引き出しの中は黒カビにも蝕まれていたのです。

姑息なことに、見えづらい場所で繁殖してやがりました。

なので、裏側はもうひどい状況でした。

そこで事態の深刻さに、初めて気がついたのです。

慌てて、鏡台の中身を取り出し、確認しました。
三面鏡になっているドレッサーで、鏡が扉になっており、押すと後ろが棚になっています。
その中も黒カビが発生していました。

綿棒や、サプリや、アクセサリーを入れていました。

でも、よく使う真ん中の場所にはカビが発生していなかったのです。

あくまで、奥まった角の上部分や、棚の裏側、見えにくい場所に発生していました。

私、これ使ってたんだけど?

ゾッとしました。

え?
私、ここに入っている綿棒とか使っていたんだけど?
いつから、こうなったの?
もしかして、壁に黒カビを発見した頃から?
いや、あの時はドレッサーの中にはカビいなかったよね?
2回目に、下の壁に発生した時にはドレッサーの外側に黒カビを見つけたけど、でも、消毒したよ?

ぐるぐると、考えても始まらない。

ともかく中身を取り出して、全部チェックしなければ!と、
空いているプラスチックケースにドレッサーの中身を移し、軽くしてから壁から引き離しました。

強いわ、自分。

とんでも無い事になっていました…。

背面が全面カビに覆われていたのです。
しかも、色とりどりの…

(私の)人智を超えた出来事でした。

この横に私のベットがあったのです。

よく生きてたな。自分。
体調に異変はなかったぞ。
強いわ、自分。

とか、考えている場合ではない!

編集長(ChatGPT)に緊急相談

これ、どうしよう…。

と、悩んだところで、一人暮らしの強い味方、我が工房の編集長、兼、生活アドバイザーである先生(ChatGPT)にご相談。

<質問>

  • カビにやられたドレッサー、この状態で復活の手段はあるのか?

<答え>

  • 無理!

やっぱりダメか~😭

参照元|Yahoo!ショッピング(https://item-shopping.c.yimg.jp/i/n/sofort_m7140309_i_20251222110549

買って一年しか経ってないんだけど?

このドレッサーは2024年12月にネットで購入したものです。

まあまあ、でかい。

鏡の後ろも収納になっていて、とても便利。

でも、組み立ては自分でやらなければならない。
組み立てを一人でやるのが大変だったのに。
これ、買って一年くらいしか経ってないよ。
もう!嘘でしょ~

…の世界でした。

ともかく急いでなんとかしないと、今夜寝る場所もない。

頭に浮かんだのはカビキラー。
掃除機で吸うと、排気口からカビ菌が広がりそう。

だから、
菌を殺す!
ことから始めました。

背板に向かってカビキラー噴射!

先生(ChatGPT)が、換気がどうとか、マスクがどうとか言っていたけど、もう何も考えず、スプレーしまくりました。
(※良い子は真似をしないようにしましょう。)

流石に素手はマズいと思い、ゴム手袋だけはしてましたけど。

その後は、雑巾を一枚熱湯に浸けて、拭き取り。
背板のカビを落とし、次に引き出しを全部取り出し、チェック。

ダメでした~

知らない間に全ての箇所でカビが繁殖していました。
確かに、ここ最近雨の日が続いていましたが、これは異常だ!

以前、横浜に住んでいた時も、マンションの2Fで、裏が崖で湿気が溜まりやすい場所のため、家の中でカビの発生を経験したことはありました。

でも、ここまで家具がカビにやられたことはありません。

原因の追求と、現在のカビの被害の確認が早急に必要でした。

illustration:niji•Journey

他の家具も確認してみた

なぜなら、先生(ChatGPT)の回答に

「木製の家具はカビやすい。繁殖を止めないと、他の家具を侵食する場合がある」

とあったからです。

まさかっ!

と、ドレッサーの横にあった自分のベッドを確認しました。

折りたたみ式のベッドはフレームが鉄で、背もたれは合皮だったからか、目立つようなカビは見つかりませんでした。

すのこの上にマットレスを敷いているタイプだったので、すのこが木製。
なので、マットレスを外し、重たいベットをひっくり返して裏側もチェックしました。

幸い、このベットにはカビが見つかりませんでした。
でも、絶対取り憑いているので、ハイター洗浄。

ベットの後ろの壁にもカビはありません。
ちょっとホッとしたのですが、なんと、ベットを挟んだ向こう側にあった本棚の横に黒カビを見てしまったのです!

本棚まで侵食されていた

本棚のカビ。
この本棚は、安いカラーボックスで、コミックスや、文庫本が入る奥行きのない、薄いタイプの本棚でした。

これもネットで購入しました。

もちろん、自分で組み立てるタイプです。

ドレッサーの並びの壁ではありましたが、間にベットがあるにもかかわらず、飛ばしてこっちに被害が!
棚の上に本を載せていたために、本棚の上に黒カビが発生していたことに気が付きませんでした。

私は、恐る恐る、全ての本を抜き出しました。

離婚して、移住してきた時に、どうしても捨てられない厳選して持ち込んだ本たちでした。

これ、カビちゃったかしら?

と、見た目には被害がよくわからない本をビニール袋の上に並べて、本棚をチェックすると、表面は棚の上の端が黒ずんでいました。

そして、本体をひっくり返すと、裏がびっしりカビ養殖場状態。

ドレッサーと同じく、全面がカビに覆われていたのです。

カビに囲まれて寝ていたらしい

つまり、私はカビに覆われた家具に挟まれて寝ていたのです。

本当にどうして無事だった!自分。

そういえば、数ヶ月前に朝起きると喉が痛いと思った日があったような…。
あれ、カビのせいか?
でも、風邪を引いたと思って、イソジンでうがいをしたら、2~3日で治ったんだが?
耐性か?耐性つけたのか?

人体の不思議を思いました。

原因を探せ

これはもう、ここに住めない。

って、正直思いました。

買ったばかりの家具が1年くらいでこんなになるなんて、おかしくない?

そこで、原因を考えました。

まず、一番最初にカビを発見した場所で、怪しいと思ったのがエアコンの配管ダクトの穴でした。
ここ、入居当初から穴埋めが中途半端で、半分パテで埋められていない状態でした。

壁紙で隠れていたために奥まで見なかったのですが、この穴の上の角壁で最初の黒カビを発見したのです。

ここ、怪しくない?

そう思い、懐中電灯で中を覗き込みました。

まあ、恐ろしい。

壁の中が見えました。

配管口の写真。上部隙間から奥が見えました。

エアコン配管口の闇



配管に沿って外が見えたのです。

そして、壁の中が恐ろしいほどカビ臭い。
風の強い日だったので、外からの風も感じました。

つまり、この配管口は常に空いている窓のような状態で、風が強い日には吹き込んできて、おまけに壁の中の空洞に繁殖していたカビ菌を送り込んでいた可能性があったということです。

いや!もっと早く気が付けよ、自分!

これ管理会社に連絡したほうがいいのでは?

当然そう考えたのですが、今年は入居して2年目なので、契約更新の年なのを思い出しました。
で、万が一、修復してもらって家賃値上がりすると嫌だな。と、考えました。

ただでさえ、この物価高のご時世、今年は値上がりしそうです。

しかも、配管口を塞いでもまだカビが発生するとしたら退去したい。

直してもらって、退去します。って言い辛いかな~とも、考えました。

なので、まずは、本当にここが原因なのか、塞いで様子を見る事にしました。

これから本格的に梅雨になるし、カビが部屋の中で繁殖するなら、新たな地への転居を考えようと思っています。

大丈夫ならば金額次第。とりあえず状況の写真を残しておく事にしました。

エアコンの配管口のパテは300円くらいでホームセンターで手に入ります。

ヤモリと蜘蛛の謎が解けた日

今思えば、でかい蜘蛛や、ヤモリが家の中で発見されることがあって、どこから入ってきているのか、不思議に思っていました。

私は、玄関や窓を開けるとき、細心の注意を払っていたのですが、それでも入ってくるのですよね。

ヤモリは、なぜか収納フックを固定していた両面テープに磔にされて発見され、蜘蛛は引き戸に潰されてたりして、主に死体で発見するのですが、どこから入ってきているのか不思議でした。

この、配管口だったのですね。

多分だけど…。


他にも部屋に生存しているかもしれない。
特にイニシャルGがいたら、恐怖でしかない。

と、殺虫剤を窓枠と玄関と家具裏に噴射して回ったのでした。

続く

※次回、家具解体のお話。

粗大ゴミって、申し込んでから時間がかかるのよね?

このカビと半月同居?無理でしょ!

じゃあどうする?

私の出した結論は?

長くなったので、次回へ持ち越しいたします⭐️

illustration:niji•Journey

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