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移住2年目、ママチャリで九州へ行く

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ゴールデンウィークを失った女

5月最後の日曜日。
その日はいい天気で、お出かけしたい気分でした。

そもそも!

ゴールデンなウイークが、カビとの戦いに消えた私。
この、素晴らしい季節を満喫せずしてどうする!

洗濯物を干し終わり、ベランダで心地良い風に吹かれながら、

(どこかへ行きたいなぁ~。)

と、考えました。

そこで、思い出したのが、門司港レトロの”蚤の市”開催のお知らせ。

(ちょっと行ってみようかな?)

移住してもうすぐ2年目。
でも、門司港レトロなる場所には行ったことがありません。

下関の唐戸から門司港レトロまでフェリーが出ているのは知っています。
一度は行ってみたいと思っていました。

それならば!
フェリーより、自転車で行きたい!

だって、『関門トンネル人道』という海の中を抜ける道があるのですよ。

自転車で行っても、トンネルは徒歩なんですけどね。

トンネルの長さは約780メートル。
人間は無料だけど、自転車は通行料に20円かかるそうです。

やすっ!
20円!
安い!

こうして、私は、愛車「BLACKチャーリー号」に跨り、
唐戸の更に奥地、関門トンネル人道を目指して、チャリチャリ走りました。

ちなみに、「BLACKチャーリー号」は普通のママチャリです。

BLACKチャーリー号、出動

移住してきた時に購入したママチャリ。

「BLACKチャーリー号」

一時期は、車の免許のない私の足として、

板を運んだり、
工具を運んだり、

いや、軽トラックかよ!

という働き。

しかし、最近は”米”購入以外、出庫していません。
ちょっとタイヤの空気が抜けているかもしれん。

走りにいつものキレを感じなかった私は、唐戸のカモンワーフの中にある自転車屋さんに立ち寄りました。

唐戸の日曜日はいつも混雑

今日は日曜日なので人が多い。

特に唐戸市場は、普段の市場とはまるで別世界。
お寿司とか、揚げ物とか、すぐ食べられる食品が並ぶ縁日の出店状態。

賑わっていました。

なので、唐戸近辺は自転車を押して歩く状態。

自転車屋さんは、レンタルサイクルもやっているお店。
カウンターにおじさんがひとり座っていました。

お店の中に入って、

「こんにちは~、自転車に空気入れて欲しいんだけど、いくらですか?」

と聞いたら、おじさん、カウンターから出てきて、

「え? そこにある空気入れ使って自分でやるなら、お金要らないよ。」

と言って手動ポンプ式空気入れを貸してくれたのです。

「ええ~? じゃあ、自分でやります。貸してください。」

二つある空気入れのうち

「こっちのがやりやすいよ。」

と、差し出してくれた方を使わせてもらう。

返す時にお礼を言って、ついでにトンネルの入り口の場所を聞いてみた。

おじさんは、

「みもすそ川公園の正面にあるから、公園まで行けばわかるよ。」

と教えてくれ、さらに

「自転車で行くと20円かかるよ。」

まで、教えてくれました。

うん。それは知ってる。

でも、そこは言わずに。

「教えてくれて、ありがとう!」

と、感謝して店を出ました。

唐戸を抜けたところ。関門大橋が近くに見えて来ました。
関門大橋の下。見上げるとデカい。この橋の下、海の中をトンネルで通れる。

関門トンネル人道へ

壇ノ浦古戦場の跡地にみもすそ川公園があり、関門大橋の下を潜り抜けた先にあります。

海側にある公園の道を渡った対面に、関門トンネル人道の入り口がありました。

(あれか~)

自転車でトンネルに入るために、20円をお支払い。
小銭がなかったので、100円出して受付のお姉さんに両替して、と言ったらお釣り80円くれて、そのまま入っていいですよ、とのこと。

普通は入り口にある料金ボックスに、勝手にお金入れるみたい。
ちなみに、帰りも下関側でお金を払うシステム。

トンネルに行くためには、エレベーターに乗るようです。

(へ~)

と、感心しながらも、エレベーターに自転車が乗るのか?
ちょっと心配。

なぜなら。

すでに3台の自転車がエレベーターを待っていたから。
そして、それらの自転車はママチャリではなかった。

細いやつ。
なんか、すごい高そうなヤツ。

外人さんのカップルが、大きい荷物を荷台の両側にぶら下げて、いかにも自転車旅してますって感じだったし、日本人のおじさんも、太ももまでのパンツでピチピチTシャツを着た本格的なサイクリスト?って感じの人達。

おばちゃんは、並んでいた自転車が先に下に降りるのを大人しく待ちました。
BLACKチャーリー号はでかいので、ぶつかると申し訳ないからね。

(ママチャリの人、いなくね?)
って、思ったけど、今日は日曜日だからだね。

山口県と福岡県の境界線

トンネルを歩いていると、山口県と福岡県の境目ラインで、たくさんの人が写真を撮っていました。
通れないくらい。

まあ、トンネルの中は自転車を降りて押して歩くので、危ないわけではなかったし。
大人しく写真を撮り終わるのを待ってました。

そうしたら、「すいませ~ん」って、言われて先に通されたのよ。

本当は私も、止まって写真撮りたかったけど、完全に地元民に見られたのか?
ママチャリだし、普段着のおばさんだし、ただの通行人に見られて当然か。

というか、今ではもう、地元民だった。
やむなし!

自転車押しながら、通りすがりに片手スマホでシャッターしました。

ハンドル抑える手でスマホを構えて福岡県に入場瞬間を激写!

大体、10分くらい歩いたかな?
そんなに時間かからなかった気がする。

福岡県側で、またエレベーター。

行きより人が少なくて、おじさんロードレーサーみたいな人と、自転車2台でエレベーターに乗れました。

おじさんが先行して、降りる時も「開く」ボタンをずっと押してくれて、先に私を下ろしてくれたよ。

ありがとう。おじさん。
私の方が年上っぽかったけど。

海峡を越えた先の景色

エレベーターを降りたら、目の前に海が広がっていた。
当たり前か、反対側に来ただけだもの。

それでも、

(すげ~!反対側に来たよ!)

と、感動したよ。

なぜか、石の鳥居があって、その向こうに海が見える。
どこに神社があるのか、ちょっとわからなかったです。

降りる途中に、横にそれる道があったから、その先にあるのかもしれない。

おばちゃんは、公園から海を眺めながら自転車を押して歩道を歩く。
沿岸部に降りたかったけど、階段だったから諦め。

いつも見ていた景色が逆になっている不思議。
あっちから門司を見ていたんだよね。

(ここが門司なのか~。)

と、変なことに感動していました。

下関側よりも高台出口で、ずっと下り坂が続いていました。
このまま、海岸に沿って走っていけば、門司港レトロに着くらしい。

では、’蚤の市’を見に門司港レトロ親水広場へGO!

関門トンネル人道の福岡側出口すぐの風景。鳥居がドーンと構えてました。
門司から見た下関。いつもあちらから門司を見ていた。

門司港レトロで駐輪場を探す

門司港レトロ広場へ着くまでの途中の道のりは、人が少なくて倉庫のような建物が続いていました。

下関より空間が閉じている感じがして、音が隠っているような印象。
多分、海の向こうの景色が陸地になっているからかな?
囲まれてドームの中にいるような感覚がありました。
私の感覚が変なのかもしれませんが、ちょっと不思議な場所でした。

途中からは、人通りが多くなり、門司港レトロ周辺は観光客で溢れていました。

自転車を押しながらだと観光ができないので駐輪場を探す。
Googleマップで、門司港駅に駐輪場があることを知りました。

まずは、そちらに「BLACKチャーリー号」を納車。

門司港駅前は広くて、人がたくさん。
海外から来ている方も多く、会話が聞こえても何を話しているのかわからないことが多かったです。

そして、なぜか、焼きカレーのお店が並んでいる。
いや、何軒あるの?焼きカレー。
門司港って、焼きカレーが名物だったんだね。

お昼過ぎの時間でも、行列ができていました。

私は、お昼は食べて来たので、
ともかく、目的の「蚤の市」を探して歩きました。

蚤の市を歩いてみた

全体的に見た感想。

なんかね。
フリーマーケット。

アンティークなものばかり、というわけではなく、
ぬいぐるみや、
洋服、
手作りアクセサリー、
などのお店がありました。

私が興味を引いたのは、
流木アート?みたいな木の細工品。
他にも、ミニカーの専門店みたいなお店も面白かった。

でも「蚤の市」に並んでいた商品は、私が必要とするものはなく、結局、何も購入せず帰宅。

そもそも、カビ事変のせいで、物の処分をしたばかりだった。
また、増やしてどうする。

今回は、初めての門司港を体験することができて満足。
印象は、どちらかというと食べたり飲んだりのお店が多いと思ったかな?

あとで、地図を見たら美術館や博物館もあったので、今度はそれを目的にしよう。
次はフェリーと電車で体験したい。

次の目的地は小倉?

そして!

自転車でここまで来れることを知った私は、

…小倉駅も行けるのでは?

と、企んでいたりして…。

「BLACKチャーリー号」の旅は続く…

かも、しれない。   

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