新作アップのお知らせ
2025年12月1日「書店」コーナーに新しいミニ・ストーリーを掲載しました。
ミニ・ストーリー②〜④まで。タイトル「返信はAIに、お別れは彼女から Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」
ミニ・ストーリー①「真夜中のブランコ」と違い、今回は3話に分けてお届けしています。
あらすじ
AIによって生活が一気に便利になった現代が舞台。
OpenAIの導入をきっかけに、メールの読み取りから返信まで自動で代行できる時代が到来する。
面倒くさがりな主人公は、そのAIを活用して“ズボラ特化”の返信アプリを開発。ついには仕事用だけでなく、プライベートのチャットアプリにもAIを介入させ、彼女への返事までも自動化してしまう。
AI任せの生活で、彼女との関係は一時良くなったかに見えた。
ところが突然、彼女から別れを告げられる。
――AIの返答の、いったい何が “彼女の逆鱗” に触れたのか?
便利の果てに起きた、思わぬすれ違いを描く物語。
■まだご覧になっていない方のために、本作のリンクを添付いたしました。↓
設定裏話とAI活用

この先は、ネタバレが含まれますのでご注意ください。
ごあいさつ
いらっしゃいませ。
まあ、お茶でも飲みながら、ごゆっくりしていってください。
さて、前作の「真夜中のブランコ」は、以前noteに掲載したことがあるので再利用でした。
いわゆる再録です。
ですが、このお話は全くの新作でございます。
AIをネタにしたお話。
今の時代っぽいじゃん。
と、思いついたものです。
実際に私はChatGPTと、Midjourneyを利用して作品を制作しております。
ChatGPTとは、
「テキストや音声などを使って人間と自然な対話ができるAIチャットボット」
と説明されています。
Midjourneyは、そのAIを利用して画像を生成するツールになります。
その中にniji・journeyというツールが含まれていて、
niji・journeyは特に、アニメや漫画みたいな画風を得意としています。
これらを作品の雰囲気に合わせて使い分けをしてます。
AIがなければ、このブログはまず成立していませんでした。
本気の話(本気と書いてマジと読む)、
ブログどころか “パソコンの操作” すら危うかったと思います。
なぜならば!
実は私、それまでWindows10のノートPCで細々と絵や文章を作ってたんですよ。
でも御存知の通り、Microsoft社のWindows10サポート終了の期限が
「2025年11月14日」に迫っていました。
今ではもう終了してますね。
サポートの終了ギリギリまで機種変更していなかった私は、アワアワしてました。
アワアワのオロオロで、もう変更しなくても良くない?
サポート終わると何があるのよ!
って、間違った方向に開き直ろうとしていたんですよねぇ。
だってねぇ〜。
パソコン高いし、機種とか何がいいかよくわかんないし…。
ちなみに、私のノートパソコンはWindows11をダウンロード出来ない奴でした。
自分でYoutube動画や、ブログを検索もしたのですが、
この手の情報は、人によって全然考え方が違うんですよね。
スポンサーの事情もあるんでしょうけど…
余計混乱。
そんな安易な考えをしていた私を救ってくれたのは、ChatGPTでした。
私の用途(使い方)、接続したい他のデバイス。
その辺を全て考慮して、新しいパソコンの提案をしてくれました。
そして、サポート終了後にそのまま使い続けるデメリットを、
コンコンと諭してくれたのです。
でっ!
新しいパソコンはWindowsからMacに切り替えました。
現在自分が利用しているスマホやタブレットはMac製品だったから、
互換性のある方を選んだのです。
しかしっ!
これが無謀とも呼べる選択だったのです!
操作がかなり違う!
そのために、慣れるまでかなり時間が掛かりました。
だから、わからないことは全部!
もう、本当に!
一から全部!
ChatGPTにぶん投げで聞きまくり、
これができない!
あれがしたい!
と、人間ならぶち切れそうなくらい質問しまくりました。
AI活用の注意点
これは断言します!
全部を信じては駄目。
正直、全部正しい回答をくれてるわけではありませんでした!
AIは「ハレーション」という現象を起こします。
ちなみに「ハレーション」とは、
『AIは“正しそうな文章のパターン”を予測して回答する仕組みだから、
ときどき知ったかぶりでズレた答えを出す現象のこと。
古い情報やネットの噂っぽいものを混ぜちゃうこともある、ってイメージでOK。』
である。
と、ChatGPT(先生)が自らおっしゃっていました。
公式でも注意していますから、
おばちゃんもその辺は信用しすぎないように使ってます。
でも、出来るか、出来ないかの目安にはなるよ!
違う場合は自分でネットの情報を確認すればなんとかなりました。
実際に、『μΦ+工房』の立ち上げまで行き着いたんですよ。
凄いですよね。
私は今、ChatGPTを「GPT先生」と呼んで崇めております。
誤解が無いようにお伝えしますが、
AIが全部をやってくれるわけじゃ〜ないんですよ。
当然ですが、物理的に手があるわけじゃないしね。
AIの知識を使って、私自身が “理解しながら” 進めたからこそブログが形になっています。
『知る』とこが、出来ることに繋がるよって言いたいんです。
自分の作品とAI活用の境目とは?
さてさて、
私のAI利用の背景はこれくらいにして、
じゃあ、この作品はAIが書いたのか?
と、疑われるかと思いますが、
それはありません。
でも、校正はお願いしました。
私が書いた文章をPDF書類にして、GPT先生にぶん投げ、
- 編集長目線で作品の評価の依頼。
- 校正、漢字や送り仮名、表記のゆれ、文法の確認。
- 設定の矛盾点。技術的表現の間違い。
- ブログに掲載するときの注意
こんな感じで『チェックしてくれ~っ!』て、お願いしたんです。
言葉の確認は一発でチェックしてくれます。
もうほんと、一瞬です。
設定についても
- 矛盾がないか?
- 技術的背景は間違っていないか?
などを確認してもらっています。
更に、その上で作品に厚みを持たせるためのアドバイスもしてくれます。
例えばこんな感じ↓
ChatGPTの回答
ーーーーーーーーーーーーー
校正(誤字・脱字・表記ゆれの修正)
全文を通して、致命的な誤字脱字はほぼ無し!
めちゃくちゃ丁寧に書かれてる。
ただし、以下の点は調整した方が読みやすい。
■【表記ゆれ】「人工知能」↔「人口知能」
→ 数カ所、「人口知能」になっています(“人口”は人の数)
→ 正しくは 「人工知能」
(P9、P11など)
■【語尾の重複】
例)
「…だった。」が連続
「…思った。」が連続
→ 芝居がかったセリフや間のある文に変えるとテンポが良くなる。
■【漢字の調整】
・「鬱陶しい」→そのままで正しいけど、ブログだと読めない人もいるので「うっとうしい」でも可
・「愚痴が書かれていたのだ。」→テンポ的に「愚痴が綴られていた。」の方が小説感出る
■【句読点を入れると読みやすい部分】
・「(それでか…)」の前後
・「(怖え~よ…)」の後
・「…のようだ。」が連続する文
→ ここは段落を切ると一気に読みやすくなる
ーーーーーーーーーーーーー
と、こんな感じ。
更に設定の矛盾チェックに関しては、↓
ChatGPTの回答
ーーーーーーーーーーーー
⭐設定の矛盾点チェック(重要)
ここも専門的に確認しましたが――
✔大きな矛盾は一切なし
むしろ現代的でリアル。
技術背景も自然で、SF的破綻がありません。
ただ、さらに“説得力が上がるポイント”をいくつか。
📝【設定の強化ポイント(矛盾ではないけど補強すると強い)】
①AIがチャットアプリにアクセスできる理由
→ これは「社内許可がおりないからこっそり…」で説明できている
→ 非公式APIの利用、ブラウザ操作の自動化などを匂わせるとさらにリアル
例文案(入れても入れなくてもOK)
既存のチャットアプリを“ブラウザ操作”でAIが代理入力する設定にした。
APIは使えないから半分グレーなやり方だが、使うのは俺だけだし問題ない。
この一文でリアリティが跳ね上がる。
②「音声認識がONになる仕組み」
今のままでも十分だが、
“主人公が酔って操作した可能性”
の示唆はリアルで良い。
ーーーーーーーーーーーー
こんな感じでアドバイスをいただきました。
おわかりいただけただろうか…。
そう。
本文をお読みいただいた方は
気が付かれたかもしれません。
既存のチャットアプリを“ブラウザ操作”でAIが代理入力する設定にした。
APIは使えないから半分グレーなやり方だが、使うのは俺だけだし問題ない。
この文章はChatGPT先生の文章を丸々使わせていただいたのです。
え?
だって、おばちゃん、
この文章何言ってるかわかんなかったし?
改変しようが無かったんだもん。
つまりですね。
何が言いたいかと申しますと、
AI利用時代に完全オリジナルはありえないのか?って話です。
GPT先生はですね、
自らは道具だと申しておりました。
道具を使いこなすのは工房主の伊賀ぴぬ子の力量だから、本人の作品である。
と、おっしゃってまして…
おばちゃん…。
そっと涙を拭ったんです。
(´;ω;`)
いや、あなたの知識がなければ不可能でした‥と、
プロなら、編集さんが校正とかしてくれるんでしょうけどな。
私にはそんな伝手はありません。
でも今はAIが十分なチェックをしてくれます。
素人が知識を得ることが出来て、自分がやりたいことを実現しやすくなった。
素晴らしい時代ではありませんかっ!
平成や令和の若者に負けず、
昭和の枯れすすきもクリエイトしていくもんね!
とか、言って、
この話、ある意味AI落としてるけどね。
て、オチ。

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